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北向きの斜面なので、茶葉がやわらかいです。また、霜が降りる事もないので、霜よけの扇風機を使わなくてもよいです。
風がよく通るので、熱がこもることがなく、茶葉が生き生き育ちます。静岡で、収穫時期が最も早い場所です。雨は多く、地下に水脈があるので夏でも水枯れすることがなく、水やりもしなくていい土地です。
〈味〉無農薬、有機肥料で育てているので、雑味がないすっきりとした味 〈香り〉やさしい癒しの香り(青葉アルコール香) 〈色〉うすい緑色
〈名称〉ぼかし、木酢液、有機肥料(すすき、枯れ草など) 〈回数〉年4回 〈時期〉2月(節分の頃)・3月末(発芽の頃)・夏・秋
茶の摘み取りは通常は1年に3〜4回収穫しますが、この無農薬茶は1年に1度しか収穫しません。茶の木の体力を一番に考えていますので、収穫量は考えていません。
茶を摘む時に古い枝が混じらないように、茶摘みの後に枝の剪定をしますが、枝や葉の切り口から雑菌が入ったり、木にストレス(負担)がかかるので、回数も最低限の2回に押さえて秋に枝切りをします。
養分として、有機肥料のボカシやヌカを撒いたり、土に還りやすいススキ・カヤを土壌に敷きます。また、土の消毒の為に石灰も撒いています。葉の消毒、害虫予防には木酢液を散布します。しかし、除草剤は使いませんので、その養分を雑草が吸収してぐんぐん成長してしまいます。その草を取り除くのが大変な作業になります。無農薬茶づくりは草との戦いです。
葉が黒く枯れたようになる「炭疽病」は茶葉がやわらかいあいだは発症しにくい病気です。収穫量を多くする為、葉がかたく大きく育つまで待っていると病気にかかりやすく、そのため薬を散布しなければなりません。しかし、この畑では、茶葉がまだやわらかく、病気にかかる前に収穫するので薬を撒く必要がないのです。収穫後、茶の木は炭疽病にかかりますが、そのままにして木の体力で自然治癒するまで待ちます。そうすると、免疫力が高まり、病気に強い木になります。そのため、1年に何度も収穫すると、木が育つことを妨げることになってしまうので、新茶の時期1度の収穫にしているのです。茶の木 自らの免疫力を高める栽培方法をすすめていて、年々、木の体力がついてきていると思います。
草もなく、きちんと管理されているように見える畑ほど実は、病気に弱かったりするんです。農薬で病気を防いでいる畑は、木に体力がない為、病気が流行ると(人のインフルエンザの様に)一斉に蔓延します。例えば、カメムシやクワシロカイガラが大量発生すると、茶畑全体に伝染してしまいます。しかし、免疫力の高いこの畑には発生しませんでした。「農薬もかけていないのに、なんで虫がいないの?」と、周りの茶農家から非常に不思議がられています。また、薬を使うと、病気自体もさらに強力になり、さらに強い薬を使用しなければならない、といった悪循環に陥ります。だから、木の免疫力を高める事にこだわっています。しっかりとした太い枝からは、太い芽が育つ(良いお茶になる)ので強い木に育てることにこだわっています。今は病気にかなり強い木になりましたが、病気にかからないという保証はありません。日頃から木の健康状態に気を配り、茶の木自信の力を信じて育てています。最後は信じるだけです。健康な木から、いいお茶が採れます。ダシで例えると、化学調味料ではなく、「天然だし」の味ですね。
農薬も除草剤も撒かないので、虫、鳥、マムシetc…自然界の生物はなんでもやって来ます(笑)蜂もたくさん来ます。中でもスズメバチは刺されると、とても危険です。作業中に「カチッカチ」という音が聞こえると戦闘開始。襲って来ますので、注意しなければなりません。蜂の巣の駆除という仕事もあるんですよ。
■ 1年目・・・
クワシロカイガラが枝に付き、茶の枝の養分を吸い取られてしまい、全く芽が出なかった。↓ 土壌の改善/ぼかし(ぬかと微生物を混ぜ発酵させたもの)や石灰を撒く。枯れ草を敷き、有機肥料や木酢液を散布した。
■ 2年目・・・
同じく、クワシロカイガラが枝に付き、全く芽が出なかった。 1年目は前年度に撒かれた除草剤の影響があり、草が生えなかったが、2年目より次々と雑草が生長し、草との戦いが始まった。 ↓ ぼかし(ぬかと微生物を混ぜ発酵させたもの)や石灰を撒く。 枯れ草を敷き、有機肥料や木酢液を散布する。
■ 3年目・・・
2年目と同じく、クワシロカイガラの被害を受け、雑草の除草の作業を続けた。 ↓ 茶の木にピンクの微生物が付き、クワシロカイガラが死に茶木から落ちた。 専門家によると「よくここまで我慢しましたね。もうこれで、病害虫に対する免疫ができたので、これからは大丈夫です」とのこと。
■ 4年目・・・
茶の木が元気に育ち、茶葉が伸び、ようやく収穫出来るようになる。 ↓ 茶の木の体力が付き始めた。枝が太く育ち、太く丈夫な芽が育ってきた。
無農薬でお茶を育て始めて3年間は全く収穫できませんでした。やはり、農薬を使わない茶の栽培は無理かと半ばあきらめかけた4年目、はじめて新芽が育ち、茶葉が収穫できました。自分の今までやってきたことが間違っていなかった、無農薬でも茶栽培ができたということが何よりうれしかったです。3年間 辛抱し続けたことが報われました。
農薬・除草剤を一切使用せず、枯れ草やぼかしなどで土壌を肥沃にし微生物が地中に生息しているので、ミミズが土中に戻り、そのミミズを食べるモグラが地面を耕すので とても土が柔らかく ふかふかな土壌に育っています。
農薬をかけていないので、昆虫(益虫)が沢山きて、害虫の駆除もしてくれます。(蜘蛛の巣も張っています)
ぼかし、有機肥料などで、木の免疫力を高める努力をしているので、他の茶畑が病虫害を受けても、この畑だけは うつることなく、周りの農家さんに不思議がられています。
しかし、1年中 雑草との戦いで、有機の養分を草に採られないよう、こまめに除草することが、大変な作業です。
最後の一滴まで注ぎ切るようにしましょう! 急須に湯が残っていると、二煎目を淹れるまでに茶の成分が浸出してしまうので、二煎目に苦味が出てしまいます。
茶の木に免疫ができて、“木”自身が強くなったのです。
今でも「病気と害虫」は付きますが、年1回の収穫に控え、茶の木を信じて、体力を付けさせることに力を注ぎ続けています。
静岡県牧之原市
服部吉明(エコファーマー)
5反
やぶきた
約600kg
1996年頃
北向きの斜面なので、茶葉がやわらかいです。
また、霜が降りる事もないので、霜よけの扇風機を使わなくてもよいです。
風がよく通るので、熱がこもることがなく、茶葉が生き生き育ちます。静岡で、収穫時期が最も早い場所です。雨は多く、地下に水脈があるので夏でも水枯れすることがなく、水やりもしなくていい土地です。
〈味〉無農薬、有機肥料で育てているので、雑味がないすっきりとした味
〈香り〉やさしい癒しの香り(青葉アルコール香)
〈色〉うすい緑色
〈名称〉ぼかし、木酢液、有機肥料(すすき、枯れ草など)
〈回数〉年4回
〈時期〉2月(節分の頃)・3月末(発芽の頃)・夏・秋
茶の摘み取りは通常は1年に3〜4回収穫しますが、この無農薬茶は1年に1度しか収穫しません。
茶の木の体力を一番に考えていますので、収穫量は考えていません。
茶を摘む時に古い枝が混じらないように、茶摘みの後に枝の剪定をしますが、枝や葉の切り口から雑菌が入ったり、木にストレス(負担)がかかるので、回数も最低限の2回に押さえて秋に枝切りをします。
養分として、有機肥料のボカシやヌカを撒いたり、土に還りやすいススキ・カヤを土壌に敷きます。
また、土の消毒の為に石灰も撒いています。葉の消毒、害虫予防には木酢液を散布します。
しかし、除草剤は使いませんので、その養分を雑草が吸収してぐんぐん成長してしまいます。その草を取り除くのが大変な作業になります。無農薬茶づくりは草との戦いです。
葉が黒く枯れたようになる「炭疽病」は茶葉がやわらかいあいだは発症しにくい病気です。
収穫量を多くする為、葉がかたく大きく育つまで待っていると病気にかかりやすく、そのため薬を散布しなければなりません。しかし、この畑では、茶葉がまだやわらかく、病気にかかる前に収穫するので薬を撒く必要がないのです。
収穫後、茶の木は炭疽病にかかりますが、そのままにして木の体力で自然治癒するまで待ちます。そうすると、免疫力が高まり、病気に強い木になります。
そのため、1年に何度も収穫すると、木が育つことを妨げることになってしまうので、新茶の時期1度の収穫にしているのです。茶の木 自らの免疫力を高める栽培方法をすすめていて、年々、木の体力がついてきていると思います。
草もなく、きちんと管理されているように見える畑ほど実は、病気に弱かったりするんです。
農薬で病気を防いでいる畑は、木に体力がない為、病気が流行ると(人のインフルエンザの様に)一斉に蔓延します。
例えば、カメムシやクワシロカイガラが大量発生すると、茶畑全体に伝染してしまいます。
しかし、免疫力の高いこの畑には発生しませんでした。「農薬もかけていないのに、なんで虫がいないの?」と、周りの茶農家から非常に不思議がられています。また、薬を使うと、病気自体もさらに強力になり、さらに強い薬を使用しなければならない、といった悪循環に陥ります。
だから、木の免疫力を高める事にこだわっています。
しっかりとした太い枝からは、太い芽が育つ(良いお茶になる)ので強い木に育てることにこだわっています。
今は病気にかなり強い木になりましたが、病気にかからないという保証はありません。日頃から木の健康状態に気を配り、茶の木自信の力を信じて育てています。最後は信じるだけです。
健康な木から、いいお茶が採れます。ダシで例えると、化学調味料ではなく、「天然だし」の味ですね。
農薬も除草剤も撒かないので、虫、鳥、マムシetc…自然界の生物はなんでもやって来ます(笑)
蜂もたくさん来ます。中でもスズメバチは刺されると、とても危険です。作業中に「カチッカチ」という音が聞こえると戦闘開始。襲って来ますので、注意しなければなりません。蜂の巣の駆除という仕事もあるんですよ。
※ ぼかし、有機肥料、枯れ枝…土が柔らかくなる。 ミミズやモグラが土を耕してくれ、酸素がたくさん届くようになり、根が張りやすく、木も根も生き生きしている。
■ 1年目・・・
クワシロカイガラが枝に付き、茶の枝の養分を吸い取られてしまい、全く芽が出なかった。
↓
土壌の改善/ぼかし(ぬかと微生物を混ぜ発酵させたもの)や石灰を撒く。
枯れ草を敷き、有機肥料や木酢液を散布した。
■ 2年目・・・
同じく、クワシロカイガラが枝に付き、全く芽が出なかった。 1年目は前年度に撒かれた除草剤の影響があり、草が生えなかったが、2年目より次々と雑草が生長し、草との戦いが始まった。
↓
ぼかし(ぬかと微生物を混ぜ発酵させたもの)や石灰を撒く。
枯れ草を敷き、有機肥料や木酢液を散布する。
■ 3年目・・・
2年目と同じく、クワシロカイガラの被害を受け、雑草の除草の作業を続けた。
↓
茶の木にピンクの微生物が付き、クワシロカイガラが死に茶木から落ちた。
専門家によると「よくここまで我慢しましたね。もうこれで、病害虫に対する免疫ができたので、これからは大丈夫です」とのこと。
■ 4年目・・・
茶の木が元気に育ち、茶葉が伸び、ようやく収穫出来るようになる。
↓
茶の木の体力が付き始めた。枝が太く育ち、太く丈夫な芽が育ってきた。
無農薬でお茶を育て始めて3年間は全く収穫できませんでした。やはり、農薬を使わない茶の栽培は無理かと半ばあきらめかけた4年目、はじめて新芽が育ち、茶葉が収穫できました。自分の今までやってきたことが間違っていなかった、無農薬でも茶栽培ができたということが何よりうれしかったです。3年間 辛抱し続けたことが報われました。
農薬・除草剤を一切使用せず、枯れ草やぼかしなどで土壌を肥沃にし微生物が地中に生息しているので、ミミズが土中に戻り、そのミミズを食べるモグラが地面を耕すので とても土が柔らかく ふかふかな土壌に育っています。
農薬をかけていないので、昆虫(益虫)が沢山きて、害虫の駆除もしてくれます。
(蜘蛛の巣も張っています)
ぼかし、有機肥料などで、木の免疫力を高める努力をしているので、他の茶畑が病虫害を受けても、この畑だけは うつることなく、周りの農家さんに不思議がられています。
しかし、1年中 雑草との戦いで、有機の養分を草に採られないよう、こまめに除草することが、大変な作業です。
(又は、湯のみに それぞれ注ぎます。)
湯は他の容器に移すと5〜10℃温度が下がります。
湯のみが手で持てるようになれば、70℃くらいの適温になっています。
※)カルキ臭の強い水は4〜5分 十分に沸騰させると、お茶が美味しくいただけます。
*茶葉の量は 2g×人数(一人分を淹れる場合は4〜5gの茶葉をお使いください。)
茶碗が3客の場合 1→2→3と注いだら、3→2→1 と戻ってこれを繰り返します。
最後の一滴まで注ぎ切るようにしましょう!
急須に湯が残っていると、二煎目を淹れるまでに茶の成分が浸出してしまうので、二煎目に苦味が出てしまいます。